環境保全のための取り組み

地球環境を守るために全社をあげて環境保全活動に取り組んでおります

朋和産業は地球環境に配慮した経営を実践することが、企業の持続的発展に不可欠であるとの認識に立ち、全社をあげて環境保全活動に取り組んでおります。

環境負荷の低減

印刷インキに含まれる揮発性有機化合物、VOC(Volatile Organic Compounds)は揮発しやすく、大気中で気体となり、光化学スモッグや浮遊粒子状物質の原因となるため近年、「大気汚染防止法」が改正されましたが、当社ではいち早くその対策に取組み、排出量の基準値を大幅に下回るばかりでなく、エネルギー使用量も削減するシステムを全国の工場に取り入れました。
エネルギー使用量の削減は「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)や「地球温暖化対策推進法」にもつながっており、CSRの一環と考えております。朋和産業は様々なパッケージニーズに応えるばかりでなく、環境負荷の少ない、環境と人に優しい会社を目指してまいります。

太陽光発電

<干潟工場> 気候変動対策への対応とともに、再生可能エネルギーによる資源の有効利用の観点から、オンサイトPPAモデル※1による太陽光発電設備を導入。本設備によって発電された電力はすべて工場に供給されています。
※1 PPA(Power Purchase Agreement)モデル:発電事業者が需要家の敷地内に太陽光発電設備を設置し、発電された電力を需要家に供給するサービス

省エネルギー活動

<習志野工場><干潟工場><京都工場> 工場の乾燥排気に含まれるVOC成分を除去するだけではなく、排熱を回収し工場で再利用する設備を導入。工場の省エネルギー化を推進しています。

マテリアルリサイクル

球状活性炭に排出されたVOCを吸着させ基準値以下の濃度に下げてから放出。吸着させたVOCから「酢酸エチル」を蒸留、精製し再利用しています。

サーマルリサイクル

〈干潟工場〉
高性能の「排熱ボイラー付き焼却炉」は発生する蒸気を印刷機などの乾燥及び工場内の加湿に利用しています。 もちろん、ダイオキシンを発生させず、煤 塵も完全 除去できるクリーンなシステムとなっています。

全熱交換器の仕組み

〈干潟工場〉〈京都工場〉
取り込む 外 気 温 度を下げることで空 調 エネルギー(ガス・電力)が低減されます。これにより省エネと環境負荷の低減を図ります。
※夏季を例とします。