認証・環境対応

朋和産業は、軟包装業界のリーディングカンパニーとして、環境保全活動や地域社会への貢献など、時代の流れとともに変化する社会的課題に積極的に取り組んでいます。

外部認証

FSC®森林認証

FSC®森林認証制度とは、適切に管理された森林と、責任をもって調達された林産物に対する国際的な認証制度です。消費者はFSC認証製品を選ぶことで森林保全に貢献できます。

当社は2016年3月に、紙製品の「流通」に関するFSC-CoC認証を取得しました。

2018年9月に認証範囲を拡大し、「流通」にかかる過程に加えて「加工」にかかる過程についても審査を受け、習志野工場、干潟工場、京都工場、福岡工場の4工場で承認されました。
これにより当社内でも当該製品を加工することが可能となりました。

2023年8月には宇都宮工場も追加され、水性フレキソ印刷を使用した当該製品の加工が可能となり、環境配慮型の製品についてより一層幅広いサービスを展開できるようになりました。

※「CoC認証」とは、最終的にFSC認証製品になるまでの加工・流通においてFSC認証材が不適格な材(違法伐採など)と混ざらないように適切な管理を行うことを認証することを指します。

ISCC PLUS認証

ISCC PLUS認証とは、サステナブルな原材料・製品などがサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する国際認証制度です。
バイオマスやリサイクルの原材料・製品も対象となっており、マスバランス方式の環境配慮型製品の信頼性を高めることができます。

2022年に当社の4工場(習志野、干潟、京都、福岡)で認証を取得し、ISCC PLUS認証製品を製造できるようになりました。これによって、マスバランス方式によりサステナビリティ特性が割り当てられたプラスチックフィルムを取扱うことが可能となり、従来よりも環境に配慮したバイオマス度の高い製品を製造するための環境が整いました。

朋和産業株式会社
習志野工場/干潟工場/京都工場/福岡工場
ISCC PLUS認証取得

習志野工場

干潟工場

京都工場

福岡工場

登録・加盟

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス
(英文名:Japan Clean Ocean Material Alliance、略称「CLOMA」)

CLOMAは、業種を超えた幅広い関係者の連携を強めイノベーションを加速するためのプラットフォームです。
日本の産業界が技術やノウハウを持ち寄ることでイノベーションの創出につなげ、資源循環システムの整備や代替素材開発などで協業を目指しています。

2019年4月より加盟し、地球環境の新たな課題である海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、技術情報を共有したり、開発成果に関する技術交流やセミナーへ参加して最新技術動向の把握に努めています。

2023年10月より目標達成に向けた分野別の活動(キーアクション)の一つである「マテリアルリサイクル率の向上」に関するワーキンググループに参加しています。

プラスチック・スマート -for Sustainable Ocean-

プラスチック・スマートは、環境省が立ち上げたキャンペーンです。 世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して取組みを進めることを後押しをしています。

地球規模での環境汚染が懸念されている 「海洋プラスチックごみ問題」について、環境省が推進するプラスチックごみ問題解決への取り組みに賛同し、活動内容(プラスマアクション)を登録しています。

【主な実績】
労使共催「ふなばし三番瀬海浜公園のクリーンアップ活動」はこちら

上記に登録した活動の他にも、定期的に各工場拠点に隣接する海岸のクリーンアップ活動を行っています。
プラスチックフィルムを取り扱う企業の一員として、今後もこれらの環境問題に主体的に取り組むことにより、各地域社会に貢献していきたいと考えています。

パートナーシップ構築宣言

パートナーシップ構築宣言では、事業者がサプライチェーン全体の付加価値向上、大企業と中小企業の共存共栄を目指し、新たなパートナーシップを構築することを企業の代表者の名前で宣言しています。

2022年からパートナーシップ構築宣言に登録しています。
宣言したことを契機に、サプライチェーン全体での付加価値向上に向けて、これまで以上に取引先との関係を強化し、下請取引の適正化などの活動を推進していきます。

【宣言内容】PDFはこちら

「ホワイト物流」推進運動

「ホワイト物流」推進運動とは、トラック運転者不足が深刻になっていることに対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に役立つことを目的として取組む運動です。

2025年1月から賛同企業として「ホワイト物流」推進運動に参加し、自主行動宣言を提出しています。
これからも、物流効率の向上や輸送におけるCO2排出削減とともに持続可能な物流の実現のために、サプライチェーン全体の生産性向上に向け、取引先や物流事業者と協力し、「ホワイト物流」推進に積極的に取り組んでまいります。

【宣言内容】PDFはこちら